自ら謀反人となることを恐れてはならぬ。新しいものは常に謀反である。

機動戦士Zガンダム


機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-



機動戦士ZガンダムII -恋人たち-



機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-

 賛否両論渦巻く"新訳"Zガンダムですが、個人的にはけっこう楽しめました。そもそも、50話ちかくあるオリジナルを300分程度でまとめようとすること自体に無理があります。よって、あまりオリジナルとの比較云々を言ってもあまり意味がありません。まぁ、オリジナルを知らない人にとっては、この劇場版Z3部作を見ても、ハッキリ言ってわけがわからないでしょう。Zガンダムというお話の基本的な設定自体がそうとうに複雑で、オリジナル版ですらちょっと観たくらいでは意味がわかりません。この新訳Zは、オリジナルZ好きのマニアのための作品ですね。もともとのストーリーをよく知っている人にとっては、こういう風に再編集・再解釈するのか!といったある種の感慨すらあります。特に、Zというものはもともと政治性が非常に強いお話でしたが、そのあたりの"大人の話題"に関する新たな場面が色々追加されていたところは良かったです。また、新たに作成された映像は非常に綺麗で素晴らしいです。とりあえず、ラストが明るく終わったのは良かったのではないでしょうか。オリジナル版のラストはあまりにも後味が悪過ぎでしたから。まぁ、その後味の悪さこそ、まさにZガンダムのポイントなのですが、それとは180度違うこのような明るいラストも、ありと言えばありです。いずれにせよ、この3部作はZマニア向けのものです。

AUDIOSLAVE/『Live in Cuba』


title:Live in Cuba

recommend level:★★★★★

いやぁ凄い事になってきました。遂にAUDIOSLAVEというバンドに対して多くのファンが望む姿が現実のものとなりました。AUDIOSLAVE自体の濃厚・濃密な曲に加えて、SOUNDGARDEN、そして、Rage Against The Machineという素晴らしいバンドの曲を同時に堪能できる!これですよ!これっ!

このライブ映像を観ると、AUDIOSLAVEはやはり2ndアルバムの曲の方がよりまとまっていて良い曲が多いですね。往年のブルース・ロックあたりが好きだった人にも、このバンドの音をぜひ聴いて頂きたいものです。(ちなみに、このキューバ・ライブにおいては、Vo.のクリスはあまり喉の調子が良くないようです。来日ライブの際に実際にこの耳で聴いた限り、クリスの実力はこんなものではありません。)AUDIOSLAVEというバンドとしてしっくり来ていることが演奏を聴いていても伝わって来ます。AUDIOSLAVE自身の曲をやっているときには、もう彼らのかつてのバンドのことは殆ど思い出すことはないですね。

とは言え、やはりこのライブ映像の見所はやはりやはり、何と言ってもSOUNDGARDEN、Rage Against The Machineの曲がどう料理されるのか。まずは、SOUNDGARDENの曲。これはもしかしたら、元の曲よりも迫力を増しているかもしれません。何と行っても、強力無比のリズム隊と超絶変態ギタリストが演っているわけですから!特にグルーヴ感が明らかに増してます。非常に心地よい揺れ加減です。そして、クリスの熱唱Vo.が乗っかるわけですから、こりゃもぅタマランです。殆ど違和感がありません。そして、改めてSOUNDGARDENは良い曲をたくさん演っていたのだなぁ〜、と感じてしまいます。

そしてそして、Rage Against The Machineの曲ですよ。そりゃもぅ演奏が始まった途端に鳥肌モノです。あの音ですよ。緩急のついた跳ねるドラムと唸りを上げるベース、そして、ひっくり返ったようなフレーズを連発する変幻自在の変態ギター。これがいっぺんに襲い掛かってくる至福の瞬間。まさにRage Against The Machineです。未だにこのインパクトを超えるバンドは登場していませんね。まぁ、クリスにラップVo.をやらせるわけにはゆきませんから、その点はまぁ御愛嬌ということで棚上げにしておいて、演奏の方でトリップするのが良いですね。

これは本当に凄いライブバンドが登場したものです。それぞれのメンバーの実力・キャリアは誰も文句のつけようがないし、バンド自体のオリジナル曲も極上。加えて、ライブにおいては、それぞれのメンバーの過去の偉大なる遺産を自由自在に繰り出せるわけですから、ファンにしてみればこれほどオイシイ思いのできるバンドもないわけです。

あぁ〜、早く来日してくれないかしら。

MR.BIG/Lean into It


title:Lean into It

recommend level:★★★★★

 本当に良いアルバムというのは、時を経た後にその真価が発揮されますな。既に解散してしまったものの、日本ではお馴染みのMR.BIG。発売当時ももちろん夢中になったわけですが、特にこのアルバムは本当に素晴らしいです。今、改めて聴くと、Vo. G. B. の3つがスゴイのは言うまでもないわけですが、Dr.もスゴかったのですね。当時、ガキだった私はこの良さには気付きませんでしたわ。ツボをしっかり押さえた安定したドラミングは、実はこのバンドのクオリティの要であったようです。とにかく、全パート、プレイも良し、曲も良し。このアルバム全体を通しての充実度からすれば、大ヒット曲♪To be with youはオマケみたいなもんですわな。

MR BUNGLE/California


title:California

recommend level:★★★★☆

 常識的に言えば、何じゃこりゃ…な音楽なわけですが、まぁそこは鬼才パットン様率いるMR BUNGLEに常識的なんてことを求めても仕方がないわけで。1st、2ndと、着々と変態路線を突き進んできたMR BUNGLE(特に2ndのブっ飛び具合がスゴい…)がどうしたことかっ!?マトモな音楽っぽいことをやっている!というのが最初に聴いたときの印象です。それぞれの曲が割合とコンパクトにまとまっているし、朗々と唄いあげるパットン様もいたりして。普通に聴けてしまう、というMR BUNGLEにしては珍しい!?アルバム。

 とは言え、そこはMR BUNGLE。やっぱり変態音楽には変わりありませぬ。こりゃぁすっかりクセになりますなぁ。

Bryan Adams/Waking Up the Neighbours


title:Waking Up the Neighbours

recommend level:★★★★★

 なぜか今になってブライアン・アダムスを久方ぶりに聴く。やはり本当に良いアルバムというのは時を経ても色あせないものです。91年当時は毎日聴きまくって熱くなってましたが、今になってもまだ熱い。「プロデュースがマット・ランジだからデフレパードに音が似てる」などと言っていた頃が懐かしいですなぁ。若き頃の瑞々しい感性を呼覚ますような極上な曲が満載。メロディー良し、ギターもノリノリで気持ち良し。スカっと晴れた日のDriveのお供にも最適。手放せない一枚です。

Pearl Jam/TEN


title:TEN

recommend level:★★★★★

 いいアルバムですね、これは。今ではすっかり仙人のようになってしまったエディーとパールジャムですが、熱い気持ちは1stのこの頃と変わっていないのでしょう。初期パールジャムの代表作、バンド自体の代表作、グランジの代表作、どれも当てはまる名盤。(まぁ、今聴くと、若干、曲のテンポがノロいような気もしますが)。

♪onceの熱い叫び ♪even flowのグルーヴ ♪porchの躍動感。♪alive ♪jeremy ♪blackがじんわりと沁みてきて、♪Releaseですべてを包み込む。正直言って、エディーの書く詩のリアルな感覚はわからないけれど、その魂は言葉の壁を越えて迫ってくる。うぅ〜ん、やっぱり絶対に外せない良いアルバムだ。

Soundgarden/Badmotorfinger


title:Badmotorfinger

recommend level:★★★★★

 Soundgardenと言えばこのアルバムでしょう、と。俗にグランジと呼ばれていた音楽を代表するアルバム、色々ありますが、このアルバムもその中の一枚に入るのではないかな、と。発売された時期的にも。内容的にも、Soundgardenというバンドの "旨み"が最も良い感じで詰まっているのではないか、と。初期の頃のblack sabbath的なドンドロリンとした質感もあり、昨今のヘヴィロックに通じるような重量感もあり。グ〜っと唸るような感覚はけっこう中毒性があります。

 まぁ何と言っても聴き所は、そりゃもぅクリス・コーネルの濃〜厚な熱唱でしょう。粘りっこい極上のヴォーカルが冴え渡ってます。クリスは本当に素晴らしいヴォーカリストです、惚れ惚れします。

 Soundgardenを聴くならまずこれですな。

PENNYWISE/Unknown Road


title:Unknown Road

recommend level:★★★★☆

 ペニーワイズの出世作であり、最高傑作なのではないかと個人的に思う。更に個人的には、OFFSPRINGの『Smash』とならぶメロコアの名盤。(でもオフスプリングほどブレイクはしなかったみたいですね…)

 疾走感、あります。ノリ良いです。キレあります。ギターリフのザクザク感と、メロディの"憂い"感はオフスプリングよりもあると思います。曲の展開の仕方も、このバンドの方が上かも、なんて思ったりもします。

 次ぎのアルバムの方がテンション的にはかなり高いのですが、トータルの出来でいったら、軍配はこの『Unknown Road』の方に上がるのではないでしょうか。何にせよ、この手の音がお好きな向きには絶対に外せない一枚である事は明白です。

BAD RELIGION/Recipe for Hate


title:Recipe for Hate

recommend level:★★★★☆

 このアルバムの頃は、既にメロコアの御大として王道を付き進んでいたBAD RELIGION。自分は、後追いで色々とアルバムを漁っておりましたが、どのアルバムどの曲も当時の自分の琴線直撃の"憂いの泣きメロ"満載でハンカチなしでは聴けなかったですなぁ。

 このアルバムの曲の中では、やはり♪American JeSus ということになるわけですが、個人的には♪Watch it dieが良い。Pearl JamのエディーがVo.で登場して熱唱してますから。BAD RELIGIONとエディー・ヴェダー。あぁぁなるほどねぇ〜っ と想いました、その当時。

Offspring/Smash


title:Smash

recommend level:★★★★★

 最近のOFFSPRINGはちょっとなぁ〜…と正直思います。なんかキレ味が鈍ったというか。あれだけのキャリアを誇りながらまったく基本ラインが変わらないノリノリのNOFXという怪物バンドがあるだけに…。

 やっぱし、『Smash』でしょ、オフスプリングは。のっけから全快でブっ放してますでしょ!デクスターの上ずったような・前につんのめったようなイケイケVo.も良いし、この疾走感と爽快感が!もうこのアルバム、何回聴いたかわからんです。今でもドライブのBGMの定番です。

 でも、アルバムの枚数を重ねる毎に徐々に薄れていっちゃうんですよねぇ…、この音感が。サウンド・プロダクションは間違いなく上がってるんですけどねぇ。まぁ、この『Smash』がある限り、オフスプリングはGreatなバンドです、自分の中では。

Bad Religion/Against the Grain


title:Against the Grain

recommend level:★★★★★

 このバンドのというよりも、メロコアの超定番/超名盤。現在のbad religionにまで通じる原点はこのアルバムにあるのではなかろうか。とにかく聴いていて気持ちの良い疾走感溢れる曲が満載で、最後まで一気に聴けてしまいます。パンクな曲に憂いあるメロディの組合せがこんなに心地よいものだとは。サウンドプロダクション的には、最新のものに比べればさすがにチープさを感じざるを得ないものの、曲が良いので全く問題ないですね。bad religionは最近のアルバムを聴く前にまずはこのアルバムから聴くべきです。いや、聴かなくていけません。

Alice in Chains/Dirt


title:Dirt

recommend level:★★★★★

このアルバムを聴かずしてヘヴィロックを語るなかれ。KORNの前にこれを聴けっ!!!と個人的には想います。今から振り返っても92年の時点でこんな音を出していたアーティストは他にいなかったわけで、現在に至ってもアリスの域に達しているバンドはないのではないでしょうか。意識的か無意識的かは別としてこのアルバムの音像に影響を受けたバンドは数知れずです。後のヘヴィロック系にとって、そのくらい重要なアルバムです。

印象的なメロディと唸る呪術のようなヴォーカルによって紡がれる幻惑アリスワールドは中毒症状に陥ること必至です。レインは何で逝ってしまったのか…

Amazonのレヴューにあった"暗黒サイモン&ガーファンクル"というフレーズは笑えましたな。

Staind/Dysfunction


title:Dysfunction

recommend level:★★★★☆

「Alice in Chainsみたいなバンドがある」と言われて購入したCD。が、聴いてみて想定以上の大収穫。めちゃめちゃカッコ良い。Alice in Chainsとは大分違うものの、ヘヴィー&ダークな雰囲気に共通点もある。ヘヴィな中にメロディアスな部分を絡ませるのは、その後のシーンの流れの先取りしていたのかも。実際、2ndでブレイクしましたし。現在出ている3枚のアルバムの中ではこの1stが一番尖っていてイカしてます。Limpのフレッドが絡んでいた、なんて事は今となっては御愛嬌です。

日本盤ボーナストラックの♪Bring the Noiseは激ヤバですな。かの有名なAnthraxのものよりカッコ良いかも。

Motley Crue/Dr.Feelgood


title:Dr.Feelgood

recommend level:★★★★☆

 結局、元のさやに戻りましたね、モトリー。ぶっちゃけたところ、自分の中では既にモトリーは終わっているのですが、このアルバムは別格ですね。モトリーはやっぱりこれが最高傑作です。ヴィンス・ニールもこの頃はセクシーだったし(笑

 一曲目の救急車のサイレン→扉の閉まる音から2曲目のあのギターリフが始まるところ、今聴いても鳥肌もののカッコ良さ!KICKSTART MY HEARTのdriving感、うぅ〜、Motley Crueは良いバンドでしたねぇ〜。確かに、このアルバムがバカ売れしてる頃は、AEROのPUMPとかSKID ROWとかGUN'Sとかを聴きまくってましたねぇ。あと、BON JOVIの「NEW JERSEY」とかね。あぁそんな時代もあったのね〜…。トミー・リーが、かの奥方様に「あんなつまらない音楽やめたら?」なんて言われちゃったそうですが、この頃のモトリーは間違いなくめちゃめちゃイケてましたよ。

Red Hot Chili Peppers/Blood Sugar Sex Magik


title:Blood Sugar Sex Magik

recommend level:★★★★★

 「Californication」が未だに売れ続けているそうですが、RHCPと言えば、やっぱりこのアルバムでしょう。RHCPが、今ではすっかり定着したミクスチャーというジャンルを切り拓いたバンドの一つであることは誰もが認める所であり、このアルバムが発売された時期的に見ても、ミクスチャーの歴史にその名を刻む名盤である事は間違いないです。一つ前のアルバムで、ファンク・ラップベースのハイテンションなスタイルを確立して、このアルバムでは、それまでの、ある意味で、フリーキーな音に重厚さや深みを更に加えて、音楽的にネクストレベルに達した記念碑的作品とも言えるのではないでしょうか。プロデューサーのリック・ルービンの力も大きかったのでしょう。ちなみに、その後Pearl Jamのプロデュースで大ブレイクするブレンダン・オブライエンがこの作品でエンジニアをやっていたというのは大分後になって気付きました。

 RHCPはこのアルバムの頃が一つのピークでしたね。色々な意味で。

 そういえば、最初期のincubusは明らかに、このアルバム以前の初期RHCPに多大な影響を受けていますね。

Slipknot/Slipknot


title:Slipknot

recommend level:★★★★★

 produced by ROSS ROBINSONの名前を見て、KORNとかLIMPっぽいバンドかな?と思い試聴。2曲目が始まった刹那、『なんじゃこりゃ…』。即買い!!!
 
 何と言えば良いやら、このドガチャカぶりが凄まじいですね。まずはドラムの暴れぶりに気が向いてしまったのですが、ほかのどのパートも凄い。ライブではこれが生で繰り広げられるわけでしょ!???凄まじいことになるんだろうナァ…。

 これ、ある意味、"お祭のお囃子"ですよ。思いっきりディストーションを効かせたお囃子。不気味な効果音とか、跳ねまくるドラムのリズム感とか。しかもメンバーみんなお面被ってるし…。悪霊とかが飛び交う神社のお祭の光景、浮かびません?(^^;...

 このアルバムの後の二枚も良いけれど、Slipknotはやっぱりこうでなくっちゃ

Methods of Mayhem/Methods of Mayhem


title:Methods of Mayhem

recommend level:★★★★★

 Opps!トミー・リーやってくれちゃったねぇ!です、このアルバム。試聴するまではぜんぜん期待してなかったんですけどね。「あぁモトリー辞めたんだ。で、どんな音楽やるの???」なんて思ってました。ごめんなさい、トミー。めちゃめちゃカッコ良いです。ラップ風味、インダストリー風味、ハードコア風味etcな旬のオイシイ(売れ線?)ところを、これまた旬の豪華メンバー勢揃いでブチかましてます。テンションがめちゃくちゃ高いアルバムですねよ。企画物的な雰囲気もなきにしもあらずで、純粋な音楽ファンには敬遠されてしまうのかもしれませんが、この手の音が好きな人にとっては、純粋にカッコ良いアルバムです。聴かなきゃ損。

Faith No More/King for a Day, Fool for a Lifetime


title:King for a Day, Fool for a Lifetime

recommend level:★★★★★

 隠れた名盤と言ってもよろしいのではないでしょうか、このアルバム。大抵の人はFNMといえば『the Real thing』か『Aengel Dust』を挙げるのでしょうが、ヴァラエティに富んだ曲調の数々をキッチリとモノにしていて、聴いていて全く飽きる事がありません。

 っていうか、もともとFNMにはそれほど思い入れもなく、このアルバムもなぁ〜んとなく聴きながしておったのですが、ある日ふと『ん?このアルバムって実はスゲーんじゃねぇ〜のか!』と閃きましたね。なんつってもパイク・パットンですよ、よくもまぁこれだけクルクルとVO.を使い分けられるな、と。超絶変態ヴォーカリストの面目躍如でした。しかも、このアルバムでのパットン様の変態度は、私のような凡人にも十分に理解できる範囲。あまりに鬼才すぎて、私的にはついてゆけないやつもちらほらあるんで…。fantomasとか…。

Stone Temple Pilots/Shangri-La Dee Da


title:Shangri-La Dee Da

recommend level:★★★★☆

 最近、改めてこのバンドのアルバムを聴き直している。そして、STPは非常に良いバンドであったのだなぁとの想いを強くした。耳に残る流麗なメロディ、印象的なギターリフ、そして、独特のSTP節ともいえるようなリズム。デビュー当時の"流行りものグランジバンド"的な捉え方をされた存在から、着実に音楽性を高めていったのが、アルバムを順に聴いてゆくとよくわかる。

 それにしても、vo.のスコットの声は、今のVelvet RevolverよりもやっぱりSTPの方がしっくり来ますなぁ。どうもSlashのギターやMatのドラムとは合わないような…。あの声はこのギターとリズムの方が活きるような気がするんだけどなぁ〜。

Incubus/Morning View


title:Morning View

recommend level:★★★★★

Incubusがミクスチャーというカテゴリーを超えて大道のROCKというネクストレベルに突き抜けた記念碑的極上アルバム。デビューからアルバムを重ねる毎に新たな要素を貪欲に吸収し続けているincubus。

 このアルバムでは、その様々な要素を消化/吸収して、新たな高みへと昇華させている。incubusというバンドには、もはや表面的なヘヴィネスやグルーヴなど必要ない。この素晴らしい才能を持ったメンバーの内面から自然と涌き興るインスピレーションに満ちた心地よい曲の数々が全編にわたって繰り広げられている。

 益々魅力を増したVo.や肩の力の抜けた自然なg.はもちろん、スクラッチやサンプリングまでも含めたすべての音が熔け合う、spiritualな感覚を味わえる。incubus、素晴らしい。

Primus/Tales from the Punchbowl


title:Tales from the Punchbowl

recommend level:★★★★☆

 そうとう怪しげな音楽です、Primusって。

 更に、変態です、この音楽。縦横無尽な曲展開に、突拍子もなく飛び交うバカテクプレイ、そして、素っ頓狂なボーカル。どこをどう切り取っても変態としか言いようがありません。でも、それがたまらなく良いのです。ここまでヘンテコリンでありながら、一つの形としてカッチリまとまっているバンドもそうそうないです。Primusはどのアルバムも総じて変態なわけですが、このアルバムは聴きやすい方に入るのではないでしょうか。変態音楽の入門編として最適なのでは。(しっかし、こういう音楽が普通に売れてしまうがアメリカ。凄いよなぁ…)

Every Little Thing/Every Best Single+3


title:Every Best Single+3

recommend level:★★★☆☆

 ♪Future World。個人的には、この一曲のためだけに、BOOKOFF送りにする事なくこのアルバムを手元に置いている。なぜか惹かれるのですね、この刹那的な歌詞とテカテカキラキラしたサウンドプロダクションに。何か、当時の空気感を物凄く捉えているようで。しかも、超カワイイけど物凄く無愛想な持田香織の雰囲気も曲と妙にハマってるし。

 ある意味モロに作り物っぽくて無機的な、この頃のELTの方がなぜかしっくり来るのですね。

Original Soundtrack/Spawn: The Album


title:Spawn: The Album

recommend level:★★★★★

 9曲目♪ONE MAN ARMY、この曲のトム・モレロの変態ギターフレーズのタメだけに私はこのアルバムを買いました。このアルバムに関しましては、ハッキリ申しまして、スポーンのサントラ云々は全くどうでもいいことです。(笑)この凄まじい面子とその組合せ。こういうのが企画物アルバムの真髄ですね!SLAYERとATARI TEENNAGE RIOTの組合せなんて激ヤバです。

MOVE/electrock


title:electrock

recommend level:★★★★★

 正直に告白するのはちょっと恥ずかしいのですが、私は密かにこのアルバムが大好きです。同時期に購入したavex系アーティストのアルバムはほぼ全て Book-off逝きとあいなりましたが、このアルバムだけは手元に残っております。このmoveというユニット、一言で言えば、"ダサかっこ良い"ではないでしょうか。インダストリアルな音にラップボーカルと女性ボーカルの兼ね合い。メンバー構成も当時流行っていたGlobeと同じだし、メンバーでプロデューサーでもある人は、フェイバリットブルーとかもやっていたあの人でけっこう多彩な人なところも某TKっぽいし。無理して頑張って唄っているような Vo.のユルさといい、ラップは上手いのだろうけれど日本語ゆえのユルさといい、しかし、なぜか不思議と耳に残るメロディといい、けっこうハマります。(私だけかも…)

Shuvel/Set It Off


title:Set It Off

recommend level:★★★★★

 果たして日本で何人の人がこのバンドの事を知っているのでしょうか…。(笑)しかも、日本盤が発売されることもなく既に解散してしまったみたいだし…。一時、Limp Bizkitのフレッドのお気に入りなどと言われて早速聴いてみると、これがかなりの当り。ツインラップボーカルの掛け合いの妙とシンプルかつパワフルでツボを押さえたタイトなサウンドは、現在も生き残っている他のRap'n Rock系バンドと比べても劣るところはなかったはず。このバンドに関する日本語の情報があまり集められないのだが、なんで解散してしまったのだろうか?非常に残念。ちなみに、解散後にDr.がCrazy Townに加入したようですね。(といっても、CTも今はもうありませんが…。CTの1stもカッコ良かったのになぁ…)
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横浜在住でバイオリンを教えています。田窪紀子のウェブサイトです。